第12回 ちびっ子広場(2)

湯島
 ちびっ子広場
 イベントレポート2

「食の湯島」と呼ばれる美味が手軽に味わえる!~飲食コーナー~

「ねぇ、次は何を食べよう?」――子どもたちは体験で得たシラウメを手に、迷うのも楽しそう! 今年のラインナップは、唐揚げ・シュウマイ・焼きそば、かき氷・綿あめなど。どの店も多くの人でごった返していました。

《シュウマイ》――蒸食膳処 タケウチ

肉料理に定評のある湯島の人気店で、挽き肉をたっぷりと使ったシュウマイが好評です。4歳になる孫を連れたおばあさんは、「玉ねぎの甘みがあっておいしい! お祭りでこんなに本格的な味が楽しめるなんて!」と驚いていました。

《焼き物》――絆屋

「蒸食膳処 タケウチ」のオーナーから熱烈なラブコールをもらって初出店。東北の料理や地酒が自慢で、店で使う青森のたれを下味に利用し、味わい深い唐揚げを販売していました。 大人も子どもも、「サクサクの衣をかじるとジュワーと溢れ出る肉汁がたまらない」と満足顔です!

《やきそば》――商店会青年部

汗を流しながら鉄板と向き合い、元気よく焼きそばを販売する青年部のメンバーの威勢のいい声が、広場の盛り上げに一役買っていました。

フレンドリーなお兄さんお姉さんと一緒にワクワクドキドキ!~ゲームコーナー~

1ゲーム100シラウメで楽しめるゲームコーナー。駆け寄ってきた5歳の男の子は、体験で手に入れたシラウメをギュッと握ってどこか誇らしげです。お目当ての“スーパーボールすくい”に挑戦すると、次のゲームへとまた走っていきました。 “射的コーナー”からは、「惜しい!」「いいね!」と商店会青年部のメンバーがチャレンジする子を励ます声が聞こえてきます。 「お兄さんたちがいっしょに遊んでくれたおかげで、物怖じしていた息子もお祭りを楽しめました。アットホームな雰囲気がいいですね」と“くじ引き”を楽しんでいた3歳の男の子のお母さん。幼児から小学生まで、時に行列ができるほどの賑わいを見せていました。

《くじ引き》――マチマチ

地域と人を繋ぐソーシャルネットワークサービス「マチマチ」が開催したのは、子どもが喜ぶ賞品が当たるくじ引き。 「マチマチ」では誰でも、子育て情報や地域の店や病院などの口コミ情報を投稿することができます。子どもたちがくじを引けるように、親たちはSNS「マチマチ」に登録&投稿。この日だけでも「湯島界隈のおすすめ情報」がずいぶん集まったようですね。

《遊び広場》――NPO法人コドモ・ワカモノまちing

昨年の体験コーナーから広々としたスペースに移動し、ダイナミックに変身した遊び広場。 人気の「ビー玉流し」では竹筒を組み替えることもでき、子どもたちは夢中になって何度もビー玉を流していました。

《バッテリーカー》――本郷消防署

幼児も楽しめるようにと、消防車型のバッテリーカーが初登場し、赤ちゃんも親と一緒に乗ることができ大人気! 順番待ちの長い列ができていました。

《ベーゴマ》――今村逸郎さん

ベーゴマの回し方のコツを教えてくれるのは、地域の子どもたちに昔ながらの遊びを伝えている、ベーゴマ名人の今村逸朗さん。 小学6年生の女の子は「なかなか回せなかったけど、今日は回りました!」とうれしそう。子どもも大人もベーゴマを囲んで盛り上がり、多世代で楽しむ人の輪が広がっていました。