第12回 ちびっ子広場(3)

湯島
 ちびっ子広場
 イベントレポート3

白熱する演技と演奏!〜ステージコーナー〜

本殿前に設置したステージでは、《湯島小太鼓クラブ》《構康憲ライブ》《空手演武》《白梅太鼓》など、白熱する演技が披露されたほか、高校1年生の大貫真治さんのサックスによるライブもありました。 「幅広い年齢の子どもたちがちびっ子広場に足を運んでくれるように」という願いから、湯島にある中高生が主体となって活動している施設「b-lab」に商店会から依頼。そこでバンド活動をしている大貫さんが出演してくれることになりました。 大貫さんは、ライブのために毎日5〜6時間練習したとか。ステージで奏でるサックスの音色に、皆さん聞きほれていました。

みんなが踊れる盆踊りに!

「ちびっ子広場」のラストを飾るのは盆踊り! 昨年復活した湯島音頭はもちろん、今年はゆしま幼稚園音頭・湯島小学校音頭・アンパンマン音頭・炭坑節・東京音頭が加わり、バラエティ豊かに。年配の方からちびっ子までがいっしょになって踊っていました。 長年、湯島天神の近くに住んでいる80歳代の女性は、「ここは庭みたいな場所」と温かく踊りの輪を見守り、湯島の人たちのつながりを感じました。

学生ボランティアが活躍!

今回、文京区社会福祉協議会との連携で、多数の学生ボランティアの皆さんが運営の手伝いをしてくれました。 ◇東洋大学《IVUSA》《Bbooth》《川原ゼミ》ほか、個人で参加の皆さん。 ◇東洋学園大学《EARTHIAN》 ◇中央大学《りこボラ!》 ◇拓殖大学《地域ボランティア愛好会》 ◇東京こども専門学校 「文京区にある大学だから、その土台となる地域に貢献したい」――そんな思いをもっての参加です。汗を流しながら、場の盛り上げに大活躍でした。

よちよち歩きの赤ちゃんから昔の湯島を知る年配の方までが、いっしょになって楽しんでいた「ちびっ子広場」。いろいろな体験や遊び、食べたり踊ったりする中で、湯島の仕事や味に出合い、人とのふれあいが生まれていました。 文:Loco共感編集部(杉本雅美・大曽根桃子・田中ゆきみ・後藤菜穂)