2.第1回ブロック町会会議7月7日

湯島地区
 避難所運営協議会
 ブロック町会会議

2011年7月7日 (金) 湯島天神町3丁目町会会館19:00~ 第6回湯島小学校避難所運営協議会にて、2011年2月25日に了承されました湯島小学校を避難所とする16町会を4ブロックに区分けして、地域の事情に合わせた自主防災組織を結成することとなり、今後、ブロック町会として協力して防災活動を行うべく第1回ブロック町会会議を開催いたしました。

参加者

天一町会 信川副会長、大竹委員 天二町会 林会長、小平委員 天三町会 岡庭部長、大道寺委員 同朋町会 溝口会長、岡庭副会長 商店会  高橋青年部長

協議内容

  • 災害に対する自主防災組織として、各町会協力して活動計画作成に同意。
  • 各町会に現存する災害用資機材等を確認して提出し、不足する資機材や物品についての購入等について検討して行く。
  • 各町会にて要介護者、高齢者等の情報を集積して組織として管理できるかできる限り努力してみる。(個人情報なので無理はしない)「介護マップ」
  • 専門家、技術者、介護経験者、医者、歯科医師等の専門職と資機材の存在を把握する「専門職マップ」作成を検討する。
  • 行政組織と自主防災組織との摺り合わせを行う。

その他の意見

*実際の避難状況と避難場所の見直し 機動隊、警察、自衛隊等の当該地域派遣場所の確認。現時点での指定派遣場所も一時避難場所として利用したり、それ以外の場所も利用するような計画を考えないと、あまりにも避難場所が少なく地域の状況に合わせた避難形態を考えなければならない。

次回開催

9月の商店会青年部主催「ちびっ子広場」終了後に、第2回会議を開催し作業部会を設けて出来ることから実現していくこととする。

湯島小学校避難所運営協議ブロック町会自主防災組織結成にあたり

東京が6弱~6強以上の大地震に見舞われた場合、文京区の住民35万人、東京への流入人口約400万人、全都約2000万人以上が被災者となることを思うと、正直、全く予想も考えも及ばず、自主防災組織結成に参加すること自体躊躇いたしました。しかし、地震は避けて通れない事実であり、国家の借金を許し、ゴミの山を築き、化学物質を空気中に撒き散らすことを間接的に許してしまった一人の大人として反省するとともに、一人の大人として地域の自主防災組織を結成に参加しなければとの思いに至りました。もし、約2500万人の人が東京で激甚災害に見舞われた場合、避難所を中心に地域がまとまることで混乱期を乗り切るといった手法が重要になってまいります。過去の災害からも、行政職員、警察、消防の多くも同様に被災者となり、災害発生後、直ぐに行政支援を期待することは東京の規模から考えて、神戸、新潟、能登、東北以上に難しく、より現実的な防災活動計画を作る必要性を感じました。そこで、災害発生時より被災者自らがボランティアとして行動し、混乱期を乗り切るといった活動計画が求められるのではないでしょうか。そのようなことから、湯島天神下地区に居合わせた被災者が協力して生存を確保できるよう、ブロック町会避難所本部を中心とした自主防災組織を結成して、減災や災害に対処することに各町会が取り組んでいくことになりました。一方、国・自衛隊・都・区・NGO・NPO・ボランティア組織が一体となった集結場所を確保していただき、ストックヤード等を設けて集中して支援にあたるという仕組みを作ってもらえるよう行政に働きかけていくつもりです。